肺ストレッチ~吸う筋肉のストレッチ
肺のまわりの筋肉は歳とともにどうしても硬くなって、その結果、「呼吸の回数」が増えてしまう傾向があります。しかし、「肺ストレッチ」を行って、肺の動きが本来のしなやかさを取り戻すと、逆に呼吸の回数は少なくなってゆく傾向があります。
“シクソトロピー”ストレッチは本間生夫氏が開発、肺を動かしている呼吸筋のストレッチで筋肉を柔らかくして呼吸器年齢を5歳若返させます。
★ストレッチするときのポイント!
①呼吸法がポイント
ストレッチは、呼吸に合わせてゆっくり行うことが大切
鼻からゆっくりと吸い、口からゆっくりと吐く
胸の下部、体側部を動かす時は、吐く
胸の上部、背中上部を動かす時は、吸う
シクソトロピーとは?
ギリシャ語のシクソ(刺激を与える)とトロピー(変化する)からの
言葉で物理化学現象である。
例えばホイップクリームは最初は液体であるが、かき混ぜると固体に変化する
その現象は筋肉内でも起こっている。
★シクソトロピーストレッチの効果・・・医科学的な証明
シクソトロピーストレッチは、呼吸筋だけではなく
全身の筋肉にも活用することで、
筋肉の弾性をアップさせ、肉体を柔らかく、
若々しく保つこともサポートします。
著者紹介:本間生夫
●東京慈恵会医科大学卒業。専門は呼吸神経生理学。
1986年より昭和大学医学部生理学教室教授、2013年より昭和大学
名誉教授ならびに東京有明医療大学副学長を務める。NPO安らぎ呼
吸プロジェクト理事長。文部科学省教科用図書検定調査審議会(第8
部会会長)
1986年より昭和大学医学部生理学教室教授、2013年より昭和大学
名誉教授ならびに東京有明医療大学副学長を務める。NPO安らぎ呼
吸プロジェクト理事長。文部科学省教科用図書検定調査審議会(第8
部会会長)
呼吸筋“シクソトロピー”ストレッチのやり方
①両足を肩幅に開いて立ち、右手を後頭部、左手を腰に当てて鼻から息を吸います。
②息を囗から吐きながら 右ひじを持ち上げて、 ひじとかかとが一直線になるように 右の体側を伸ばします。 息を吐き切ったら ①の姿勢に戻します。
左右交互に 6~10回 繰り返しましょう。
左右交互に 6~10回 繰り返しましょう。
動画 呼吸筋ストレッチ体操
おすすめBOOKS
心と体をラクにする呼吸スイッチ健康法―「浅くて速い呼吸」を「深くてよい呼吸」に変えるコツ20 本間 生夫 (著)
コメント