気持ちを整え集中力を高める呼吸とポーズ
子どものためにアレンジしたヨガの呼吸法とポーズで自分のこころとからだの状態を知り、コントロールする力を育て、相手のこころとからだを思いやり、協同する力を育成する。
著者:太田 千瑞 (著)
目次
第1章 教室でできる呼吸法とチェアヨガ
すわったままできる〈風船の呼吸〉〈ヘビの呼吸〉〈クマの呼吸〉〈ヘリコプターのポーズ〉など17種
第2章 体育館やホールでできるマットヨガ
ちょっとしたスペースでできる〈イルカの呼吸〉〈コブラのポーズ〉〈ドラコンのポーズ〉〈戦士のポーズ〉など15種
第3章 グループでできるヨガアクティビティ
事例をもとに子どもの困った! に対応する呼吸・ポーズを組み合わせた16種のアクティビティ
著者 紹介:太田 千瑞 (オオタ チズ)
東京都公立・私立学校スクールカウンセラー。
東京都内教育委員会にて知的障害・発達障害の就学進学相談を経験する中、体の発達に合わせた支援の重要性を実感。
特別支援教育アドバイザー等を経て、療育・ソーシャルスキルトレーニングとしてヨガの知識を活用したり、ヨガを学校の授業(体育・総合・道徳)で実践している。
筑波大学心理・発達教育相談室非常勤相談員。
保護者・教員・養護教諭向けの研修も多数行なう。
その他講座や、ヨガスタジオでのレッスンも行なう。
本の概要
ヨガというアプローチは、子どもたちが安心感を得て、自己肯定感を高めるためのサポートを、楽しく自然な形で提供することができます。体を使った動き・あそびが実はカウンセリングを受けているような効果をもたらすという意味です。それは、”あなたは、悩んでいるからカウンセリングを受けなさい”、という一見、優しそうにみえる大人の責任放棄やあなたは悪い子というレッテル貼りを防ぐことにもなります。
本書は、子どもたちのためにまとめたものではありますが、子どもたちを取り巻く先生をはじめとする大人へのメッセージも込めています。ただそこに存在するだけで、私たちはもう価値のある素晴らしい存在なはず。しかし、だれかと比べ、だれかを妬み、時に落ち込む。もちろんのそれは悪いことではありません。ただ、自分の内側にあるたった1つのものに気づく時間は、大人も子どもにも必要なことなのでしょう。たった1つのものが、それぞれの道をそれぞれの形で作られ、その道のりを照らす光に本書がなればと思います。
第1章は、教室でできるチェアヨガ 、第2章は体育館やホールでできるマットヨガ、第3章は、グループで行うヨガアクティビティとしてまとめました。
教室でできるチェアヨガ動画
椅子に座って行うヨガの動画です。
〈風船の呼吸〉
〈ヘビの呼吸〉
〈クマの呼吸〉
キッズヨガ教室 動画
参考文献:
イラスト版子どもの発達サポートヨガ: 気持ちを整え集中力を高める呼吸とポーズ 単行本 – 2019/8/23
太田 千瑞 (著)
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