呼吸基礎 |呼吸方法 【図解】

呼吸法

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肺の構造  【図解】

人間の呼吸は一回の吸気で肺に入る空気は(400~500ml)です。空気が届く範囲は終末細気管支(直径0.5mm,長さ1mm程度)迄です。

その先の肺胞までは酸素の圧勾配によってガスの拡散で酸素が肺胞まで移動します。逆に血液から出てきた二酸化炭素も拡散によりガス分圧の高い肺胞から圧の低い口側に移動します。

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年齢、性別、身長から、肺活量予測値を求めることがサイトがあります。

18歳以上を対象としています。

肺活量 計算サイト

 

換気とガス交換 【図解】

実際の肺では終末細気管支から肺胞までに距離はきわめて短いので1秒以内に口から入った酸素は肺胞へ、肺胞内の二酸化炭素は逆に移動します。
呼吸の目的は換気とガス交換です。

1.換気(空気の出し入れ)   経路:大気~終末細気管支迄

2.ガス交換  経路:肺胞~肺胞に接する毛細血管

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吸気と呼気 【図解】

一回の吸気での酸素量と二酸化炭素量

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一回の呼気での酸素量と二酸化炭素量breth3

 

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死腔(しくう)

気道のうちガス交換に寄与しない空間(口腔、鼻腔、気管、気管支)をさし成人でその容量は150cc程度である。

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一回の肺の換気量と死腔

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肺活量と肺気量分画

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                    肺気量&肺活量
一回換気量: 安静時一回の呼吸で肺に出入りする気体の量.正常成人で約500 mlである.

最大吸気量: 機能的残気量より随意的に最大努力して吸入できる気体の量.正常成人で約2,000 mlである.

予備吸気量: 最大吸気量と一回換気量との差.

予備呼気量: 機能的残気量より随意的に最大努力して呼出できる気体の量.正常成人で約1,000 mlである.

肺活量: 最大吸息した後,随意的に最大呼出して呼出される気体の量.正常成人で約3,000 mlである.以上の体積は口,ないし鼻から流入,流出する気体の量を計測する装置,スパイロメータ(spirometer)で測定しえる.

残気量: 最大呼出したときまだ肺内に残留する気体の量. 機能的残気量 functional residual capacity (FRC): 呼吸筋がすべて弛緩したときに肺内に残留する気体の量.通常の安静呼吸はこのレベルから吸息し,より高いレベルからFRCまで呼息することによりおこなわれている.

全肺気量:最大吸息したときに肺内にある気体の量. 以上の三つの体積はスパイロメータでは測定できない.

 

 

動画 呼吸法 

ヒトの呼吸_深呼吸時の横隔膜と肋骨の動き

ヒトの呼吸のしくみについて、横隔膜と肋骨の動きを3DCGアニメーションにした動画。

 

 

動画 肺の構造と機能の基本

肺の構造と機能を3D動画で紹介

 

呼吸について Breathing

呼吸の基礎についての資料です、スライドシェアーで無料ダウンロードできます。

 

参考文献:

楽しく学ぶ 肺の検査と酸素治療  著者:宮本顕二  

ねころんで読める呼吸のすべて: ナース・研修医のためのやさしい呼吸器診療とケア

呼吸のしくみとその管理―カラー版

 

 

 

 

こちらのサイトも参考、願いします。

関連サイト:仏陀の呼吸道 

 

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