クイックエグゾーストバルブ

クィツクバルブ ダイビング用語

クイックエグゾーストバルブ

BC内のエアをワンタッチで排出するためのバルブ。

 クイックバルブとは、インフレーターとは別のBCDの手動排気弁である。
 BCD.には、BCD.本体(エアーバッグ)から空気を排出する弁が3つ以上ついている。
 1つは、インフレータに付いている排気ボタンであり、これを押すとインフレーターの先端から排気ができる。2つ目は、インフレーターホース(蛇腹管)の付け根の部分もある弁で、これはインフレーターホースを強く引っ張ることによって、弁を開かせて排気ができる。

 3つ目が、ダイバーが水平姿勢、もしくは頭を少し下げた姿勢では、排気弁がすべて上方に取り付けられているので、空気を抜きにくい。

BCD.の尻の部分に排気弁を付けて、水平姿勢から、頭をやや下げた姿勢で手動で作動させて排気する。もう一つ、空気が入りすぎて、破損することがないように、安全弁としての役割を果たす弁がある。インフレータホースとは逆側の肩の部分に取り付けられていて、作動させる紐を強く引くことによっても排気ができる。この弁をオーバープレッシャーリリースバルブという。全部が付いていれば4つである。

クィツクバルブ

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