透明度 transparency

透明度 ダイビング用語

透明度 transparency

 水面から鉛直方向に水中を観測したとき、透明度板(セッキー板 : 直径が30cmの白色板)が見えなくなる直前の水深をいう。

イタリアの天文学者SeCChiが提唱した方法で、海洋学、水産学、気象学の学会で常用されている。この方法は水面から見た海面付近の値を表しており、濁った淡水が海面伝いに展開している河口域などでは、この値が極めて小さくても海底付近ではよく見える(水巾視程が大きい)ことが多い。雨が降っているときも。水面近くは淡水が広がり、上から見下ろす透明度は低くなるが、水深3mほどで、淡水の層を超すと、横の透視はよく見える。

透明度

 

透視度(水中視程、水中透視度)visibility

 水中で、観測する位置において水平方向に物体が見える距離である。

 

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