シャローウォター ブラックアウト  shallow water blackout

シャローウォター ブラックアウト ダイビング用語

シャローウォター ブラックアウト

 シャローウォーターブラックアウトとは、浮上中に発生する低酸素症であり、水面に近づいて失神することをいう。
 ダイバーが浮上するに従って、肺は膨張し肺の中の気圧が低下して酸素分圧も低下する。そのため肺から供給される動脈血中の酸素も低下する。そのためは肺から供給される動脈血中の酸素も低下し、浮上中意識を失うまで酸素分圧が低下こともある。
これはハイパーベンチレーションを行った時に起こりやすい。浅い深度で失神するのでシャローウォター ブラックアウトという。

浅い水深」とは、水深10m以浅です。通常の魚突き潜水では、多くの人が水深10~15m、エキスパートでも20~25mほどまで潜ります。

水深10mから水面に戻る場合、水圧は2気圧から1気圧へ、実に50%も変化します。つまり水深10m以浅は最も水圧の変化が急なエリアであり、そのため水圧の減少による酸素分圧値の減少幅が最も大きく、その結果ブラックアウトが最も起こりやすいのです。

 

シャローウォター ブラックアウト

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