西野流呼吸法とは?
人間本来の活力・知力・胆力を身心に驚異的によみがえらせる、奇跡のメソッドといわれる「西野流呼吸法」。
足芯呼吸という独自の深くて長い呼吸法と対気の実践によって細胞のひとつひとつを活性化させる呼吸方法。これによってミトコンドリアの働きを高め、健康、やる気を増進させて体のバランスを維持し、ダイエット、美容を促進させる。
東京渋谷と大阪寺田町の西野流呼吸法を学ぶ教室・西野塾では1回2時間で『基本』と『対気』を行うクラスが週15回あり、複数の指導員と共に創始者の西野が毎日稽古の指導を行っている。
西野流呼吸法の指導員としては女優の由美かおるさんが有名。
動画 西野流呼吸法 由美かおる
西野流呼吸法の指導員をしている由美かおるさんの西野流呼吸法の華輪等の動画。
西野皓三氏
1926年大阪生まれ。大阪市立医専(現大阪市立大学医学部)在学中、宝塚歌劇団入団。宝塚音楽学校バレエ教師、歌劇団の振付を担当。1951年ニューヨークのメトロポリタン・オペラ・バレエスクールに留学。1954年西野バレエ団設立。「白鳥の湖」「ジゼル」等を全国各地で公演。その後テレビ界に進出、NHK「歌のグランドショー」、日本テレビ「レ・ガールズ」などの番組の企画・作・構成者として活躍。
- 975年50歳にして合気道入門。合気道本部にて道主植芝吉祥丸に師事。合気道師範。合気会評議員となる。1981年大気拳師範澤井健一に師事。中国拳法師範となる。
- 医学・バレエ・武道の経験と新たな閃きにより健康法西野流呼吸法(Nishino Breathing Method)を創始。
足芯呼吸とは
基本的な呼吸法は丹田呼吸法であり、長く息を吐きだし、短く吸う。
西野流のポイントで足の裏から息を吸う意識で全身にエネルギーを巡らしたあと、足の裏から息を吐く。
足芯呼吸法 動画
足芯式「丹田呼吸法」の動画です。
西野流呼吸法 対気とは?
対気は相手と向き合い手を合わせて双方向に生命エネルギーを交流させ、相手のエネルギーを感じ、自分のエネルギーレベルを確認できる稽古です。
西野流呼吸法 対気
驚異的なパフォーマンス、息の合った演技?
人を飛ばしてもあまり実社会では役に立たないばかりか、犯罪者になる恐れあり(笑)
西野流呼吸法の実践
西野呼吸法の要の身体ポイント説明。
1.丹田:
下腹部一帯、小腸のあたり、西野流で捉える、小宇宙としての身体の中の「太陽」にあたる
場所。
2.足芯:
足の裏、植物が大地に根を下している芯のようなものとして足の裏を感じ取ります。
3.百会:
頭頂、生まれたばかりの赤ん坊ではぴくぴく動いている場所です。
西野流呼吸法の種類
華輪、天遊、円天、行雲、天翔、蓮行、応涯、応天、応響、応地、浄如、流雲、巡回、無辺等の呼吸法あり。
華輪、天遊、円天については西野流呼吸法公式サイトでイラストで説明しているページがあります。
評価:『目から鱗』
細胞にあるミトコンドリアがエネルギーを生み出し、対気をした人同士のエネルギーがぶつかり合い、そこで大きな反応が生まれる。
人間の細胞は六十兆個あるといわれています。その細胞一つ一つにミトコンドリアは数百個存在しているのです、そして人間が生きるためのエネルギーを産生しています。
西野氏は「生きる身体がなければ権力、地位、名誉、財産などを手にしても自由になれない」と諭す。身体を構成する六十兆個の細胞ひとつひとつの再生能力を高め、いくつになっても自由に動けるつくること。そのためには呼吸の仕方を極めることが重要と力説している、まさに「神は細部に宿る」である。
西野流呼吸法 生命エネルギー「気の真髄」「Book Digest」
西野流呼吸法のダイジェスト版です、スライドシェアーで無料ダウンロードできます。
こちらのサイトも参考、願いします
参考文献:
西野流呼吸法 生命エネルギー「気」の真髄 西野 皓三 (著)
身体の内側から緩めて Y字バランス 奇跡のメソッド 由美 かおる (著)
西野流呼吸法のすべて 気マガジン編集部
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