リザーブバルブ
水面に浮上する為の空気を取り除けておく、リザーブしておく装置を組み込んだバルブをいう。
スクーバタンクの空気を消費した結果、充填圧の約20%まで下がると呼吸できないほどに空気の流力を絞って浮上を促す。レバー(プルロッド)を押し下げて、バルブを開き、残りの空気を吸い込むことができる状態にして浮上する。BCD、の構造上、レバーを押し下げるプルロッドを装着できないので、BCD、とは併用できない。フロントマウントBCD.ならば使える。
リザーブバルブの付いた「J型」は、タンク内の空気が一定まで低下すると、それを吸気抵抗でダイバーに知らせるようになっていて、ダイバーは呼吸抵抗が増した時点でリザーブバルブのプルロッドを引くと、残りの空気が供給される仕組みになっています。これは残圧計が普及していなかった時代にその代用としていたもので、現代ではほとんど使われていません。
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