フッカー式
ヘルメットもマスクも省略して、コンプレッサーからホースで空気を送り、ホースをそのままくわえて呼吸しても潜水はできる。東南アジアでは、今でもそれに近い潜水が行われている。
その名は、中東で見られる水タバコを吸う際に用いる水キセルに似ていることに由来する。
一般に使用されているフーカー式は、スクーバのセカンドステージ(デマンドバルブ)だけをマウスピースで口にくわえて、スクーバでセカンドステージに送られてくる環境圧+0.7MPaと同じ圧の空気を水面からホースで送気するものであり、背中にタンクを背負う代わりに水面に大きなタンク(カードル)を置いた形、あるいはコンプレッサーで規定の圧力の空気を送る送気式潜水器である。
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