ウェツトスーツ着用の効用 【 図解】

人体の浮力 安全ダイビング

人体の浮力

 

人間は空気を吸うと、体全体の2%だけ水に浮くようにできています。背浮きをすると、顔がその2%になります。顔が水面から出ていれば、鼻や口で呼吸ができますね。その状態で浮いていれば、溺れることはありません。しかし、足が下になるとどうなるでしょうか。体が縦になりますから、水面から出る2%は頭のてっぺんになり、顔は水面下に沈んでしまいます。これだと呼吸ができず、溺れてしまいますね」

人体の浮力

水の比重は1だが、人の比重は0.98。つまり体の2%は必ず浮く。この2%を鼻と口にすれば息ができるが、助けを求めて手を上げてしまうと、その手が2%になり、鼻と口は水没してしまう

参考サイト:溺れた時「助けて」と叫んではダメ。

 

ウェツトスーツ着用の効用

浮力の確保|ライフジャケットの代用

ウェツトスーツの素材であるネオプレインは多くの気泡を含んでおり、浮力があり、錘等の着用しないかぎり沈みません。

具体的に説明すると体重60kg用の5mmのウェットスーツ(フルスーツ)での場合、約6Lの容積がありますので約6kgの浮力があります。

よって水面上では体重60kg用の5mmのウェットスーツ(フルスーツ)を着た場合は6kgの浮力があるので着脱しない限り、絶対に沈みません、無理に潜ってもすぐに浮き上がってきます。

ウェットスーツ浮力

 

体温の確保

海水は良伝導体ですので熱を良く伝えます、つまり冷えやすく、熱くなりやすい特性があります。

ダイビングをする際にウェツトスーツを着用していないとすぐに体が冷えてダイビングを楽しんでいるどころではなく、歯がガチガチとなり、顔面蒼白になります。

一方、ウェツトスーツの素材のネオプレインは多くの気泡を含んでおり、熱の伝導を遅らせるのでダイバーを保温することが可能になります、また、ウエットスーツの中に水が入ってきていてもダイバーの体にぴったりとウエットスーツがフットしていれば侵入してきた水は閉じ込められて、体温で温められ、寒さを感じなくなります。

ウェツトスーツ構造

 

危険生物&磯からの保護

海でスノーケリングを楽しむ時にウエットスーツを着用すれば皮膚が外に出ていないため、怪我をするようなことはほとんどありません。

クラゲ等の危険な生物に遭遇した時にもダメージを和らげる事も出来ます。

また、磯場等で遊ぶ際にも身体を外傷から防いでくれます。

ウェットスーツ クラゲ

おすすめ シュノーケリング用ウェットスーツ

シュノーケリング用の専用ウェットスーツはありませんのでスクバーダイビング及びサーフィン用ウェットスーツで自分の好みのデザイン、価格等で購入してください。

ウェットスーツの厚さの目安は夏場は3mmの厚さのウェットスーツ、春、秋に潜る場合は5mmの厚さのウェットスーツが良いでしょう。

価格が高い5万円以上のクラスは価格が高いですが品質が良く、10年以上は使用できます。

一方、価格が安い1万以下のクラスはシュノーケリングを楽しく上では問題がありませんが

数年で劣化(破れ、破損等)が発生します。

大人用 おすすめ シュノーケリング用ウェットスーツ

3mmダイビングスーツ ウェットスーツXT4050

男女兼用で初心者向けのサーフスーツ ウェットスーツです。 入門者向けの最初の一着としておすすめです。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

3mmダイビングスーツ ウェットスーツXT4050 (レッド, XL)
価格:16160円(税込、送料別) (2016/8/9時点)

 

アマゾン  楽天

MORGEN SKY セミドライ ウェットスーツ メンズ 5mm フルスーツ

高い品質と驚きのコスト! 運動性とファッション性に優れて、着脱が容易で温かく安心構造のクラシックセミドライ。

 

 

アマゾン 楽天

子供用 おすすめ シュノーケリング用ウェットスーツ

AQA キッズ フルスーツ KW-4506A

「長袖・長ズボン」のフルスーツは、腕部分は2mm、体部分は3mm生地なので暖かく、
動きやすい工夫がされています。
体表をほとんど保護するので、日焼けやケガの予防は抜群です。

 

アマゾン  楽天

 

 

 

安全ダイビング
シェアする
monをフォローする
自己紹介
モンちゃん
mon
mon

はじめまして、ダイビング歴約25年のモンです。
潜りはスキューバーダイビングから始まり、最終的にはPADIのダイブマスター迄資格を取得しましたが、酸素ボンベの重さ、潜水病のリスク等を考慮して15年前からはシンプルで装備も簡単なフリーダイビングにトライしました。
このブログ『あなたもできる!初めてのフリーダイビング』はフリーダイビングを始めてからの日記、ノウハウの記録集として作成しました。

monをフォローする