フリーダイビングとは?
簡単に説明すれば素潜りの事、無呼吸潜水=アプネア(Apnea)とも呼ぶ。競技性の少ないレクレションを主眼とするダイビングはスキンダイビングと称される。
スキンダイビングは、マスク、スノーケル(シュノーケル)、フィンなどの器材を使用する海洋性レクリエーションもしくはウォータースポーツとしての意味合いが強いが、この使い分けは明確に定義されているわけではない。スキンダイビングのうち、より競技性の強いものはフリーダイビングと呼んでいる。
フリーダイビング ライセンス認定団体
現在、下記の団体でフリーダイビングのライセンスを認定している。
認定団体により多少、カリキュラムは異なるが内容的にはほぼ同じである、詳細は各ライセンス認定団体のサイトを確認して下さい。
PADI:Professional Association of Diving Instructors
PADIスキン・ダイバー・コース
PADIフリーダイビングスペシャルティコース
ダイビングショップTrueNorthが独自のプログラム・基準を作成し、PADIから認められたスペシャルティコースです
AIDA: Association Internationale pour le Développement de l’Apnée
AIDAレベル認定について
世界最大のフリーダイビング団体であるAIDAインターナショナル独自のカリキュラムでコースを開催します。AIDAインストラクターが参加フリーダイバーそれぞれのレベル認定(1~3Star)を行います。AIDA本部への申請が済み次第、AIDAインターナショナルから認定カードが届きます。
イタリアに本拠地を置く『アプネア アカデミー(AA)』は、ジャックマイヨールの愛弟子・ウンベルト ペリッツァーリが創設した世界中にフリーダイビング インストラクターを輩出している歴史のある「フリーダイビング専門の教育団体」です。
アプネア・アカデミー・ジャパン(AAJ)は、プロフリーダイバー松元恵選手 が中心となり、アジア支部として日本の他に中国、台湾、韓国、インドネシア タイ、フィリピン、シンガポールを統括しています。
参考サイト:Apnea Academy Japan (AAJ)
参考事例としてアプネアアカデミーの認定コースを紹介。
【アプネアアカデミー認定コース】
認定条件をクリアするとCカードを発行します。
初級コース:ファーストレベル
認定対象
14歳以上
マスク、フィン、スノーケルを持っている方。
フリーダイビングの基礎知識・基礎技術がマスターできていることが求められます。
受験資格
レスキュー技術
(水面ブラックアウト者の気道確保)
水泳(クロール、平泳ぎ)
平行潜水20m
3点リカバリー
サーフェスダイブ
検定項目
垂直潜水5M⇒平行潜水5M⇒垂直浮上5M
コンスタント8M
ダイナミック25M
スタティック1分15秒
中級クラス:セコンドレベル
認定対象
16歳以上
マスク、フィン、スノーケル、ウェットスーツ、ロングフィンを持っている方。1stレベルの技術を活かしての、リラクゼーションや呼吸技術の上達が求められます。
受検資格
レスキュー技術(水深10Mからのブラックアウト者引き上げ⇒水面での気道確保)
水泳(クロール、平泳ぎ、背泳ぎ)
平行潜水30M
3点リカバリー(マスク、フィン)
サーフェスダイブ
検定項目
垂直潜水5M⇒平行潜水15M⇒垂直浮上5M
コンスタント15M
ダイナミック50M
スタティック2分30秒
筆記試験75%正解率
上級クラス:サードレベル
認定対象
18歳以上
マスク、フィン、スノーケル、ウェットスーツ、ロングフィンを持っている方。水中でメンタル面、身体技術面共にコントロールできることが求められます。
受検資格
レスキュー技術(救急法を受けていること)
水深15Mからのブラックアウト溺者引き上げ⇒水面での気道確保
水泳4泳法
平行潜水40M
3点リカバリ(マスク、フィン、ウェイト)
検定項目
垂直潜水5M⇒平行潜水25M⇒垂直浮上5M
コンスタント25M
ダイナミック70M
スタティック3分00秒
筆記試験75%正解率
AAではインストラクター トレーナー制度はありません。ウンベルトは自分が直接指導しAAの指導者としてふさわしいと認めた者でなければAAインストラクターとして認定しません。
1年に一度エジプトで開催されるAAインストラクター コースではウンベルトの他、現役の医師などの専門家はじめ世界記録保持者のAAインストラクターも集結し、新しい理論や指導方法も学ぶことができます。また伝える側としての考え方、知識、技術もチェックされ、心身共にハードな日々ながらも「伝える側としての責任」をあらゆる方面から学びました。
参考サイト:プールナ フリーダイビング スクール
参考サイト:Apnea Academy Japan (AAJ)
フリーダイビング スクール
フリーダイビングを始めるための特別な資格は必要ありませんが、何の知識も無しにいきなり潜り始めるのは大変危険です。
下記に紹介した初心者向け講習などをまず受講することをお勧めします。
未経験者向け講習、経験者向けステップアップ講習を行っているショップ、団体など
主催
ApneaWorks
代表者 篠宮龍三
場所 主に沖縄
概要 ジャック・マイヨールの記録を超えたプロ・フリーダイバー篠宮龍三がプロデュースするオリジナルのフリーダイビングスクールです。
世界最大のフリーダイビング団体であるAIDAの公認インストラクター篠宮がAIDA1〜3スターフリーダイバーのレベル認定を行います。温かく青い沖縄の海でのフリーダイビングは最高です!この美ら海でリラックスして、気持ちよくパフォーマンスを伸ばすお手伝いをさせていただきます。
また、沖縄の離島や小笠原での素潜りツアーも開催しています。
より深く、長く、気持ちよく潜りたい方、イルカ・クジラと優雅に泳ぎたい方はぜひ!
各コース定員4名、少数精鋭!初心者から上級者まで篠宮がやさしく丁寧に指導します。
関連サイト http://www.apneaworks.com/school/index.html
問い合わせ先 school@apneaworks.com
主催
Apnea Academy Asia
代表者 松元恵
場所 武蔵小金井、伊豆他
概要 長年培った知識、経験と、アプネア・アカデミとのネットワークを活かし、ビギナー、経験者、アスリート、様々なレベルに対応した業界最新のカリキュラムをご用意しています。
水着一枚で参加できる体験コースから、本格的なフリーダイビング、そしてオリジナル水中リラクゼーションプログラムまで。海を安全に、ベストコンディションで楽しむためのノウハウを、お客様一人ひとりのニーズに合わせてご提供します。
詳しくはコースのご紹介をご覧ください。メールでのお問い合わせにも対応しております。
関連サイト http://apnea-academy-asia.com/school/school_01.html
問い合わせ先 http://apnea-academy-asia.com/postmail/aajmail.html
主催
TrueNorth
代表者 山本 哲也
場所 浦安市、伊豆他
概要 <TrueNorthでしか申請できない!>
フリーダイビングは、まだ認知度が低いスポーツです。
どこで誰が教えてくれるの?ルールは?どこでできるの?
より多くの人に身近に楽しんでもらいたい、業界発展の為にもという想いで世界で活躍するフリーダイバー廣瀬が、独自のプログラム・基準を作成し、PADIから認められたスペシャルティコースです。
競技制のあるコースとしては、PADIでも初めてのスペシャルティです。
<どんなコース?>
フリーダイビングの魅力、歴史、ルール、安全管理について学び、実際にプール競技を体験するコースです。
関連サイト http://truenorth.jp/freepadi.cfm
問い合わせ先 047-304-8915
主催
プールナフリーダイビングスクール
代表者 岡本美鈴
場所 真鶴(海)、プール、全国出張有
概要 競技志向でない方も大歓迎!初心者の方へのレッスンから、記録が伸び悩んできた中級レベルのフリーダイバーへのアドバイスやレッスンを行っています。
アプネアアカデミー指導プログラムに加え、カナヅチから世界大会までの経験で得た上達するために必要なステップとメソッドを分かりやすくお伝えします。
また様々な分野のプロフェッショナルと連携しフリーダイビング向けに特化した内容のレッスンを構築し提供しています。
関連サイト http://www.mimidive.net/
問い合わせ先 http://www.mimidive.net/
主催
海とイルカの学校
代表者 市川和明
場所 都内、伊豆他
概要 イルカと泳いだりサンゴ礁を回遊したり。KAZ Method「海とイルカの学校」では、温水プールでのレッスンから大自然の中での体験まで、海の魅力を感じてもらえるプログラムを提供しています。
リクエストに応じてフリーダイビングトレーニングも行っています。
関連サイト http://school.freediver.jp/index.html
問い合わせ先 kazmethod@freediver.jp
主催
フリーダイビングチーム無限
代表者 金澤 明
場所 関西・中部地区
概要 無限では、初心者講習、救急法講習などを実施しています。
初心者講習は学科と実技を組み合わせ、学んだ事を試せる環境としています。
オリジナルテキストを用いた学科講習では、フリーダイビングの技術や体内に生じる反応について原理から解説し、フィジカルに頼らなくても水中を楽しめるフリーダイビングの面白さを伝えます。
講習は初心者向けの内容だけですが、日々のチーム練習でもサポートやレスキュー練習を取り入れており、練習を通して自立したフリーダイバーとして幅広いフィールドで通用する実力を身につけることができる体制をとっています。
ぜひ一度お問い合わせください。
関連サイト http://t-mugen.com/jp/ws/top.html#beginner
問い合わせ先 http://t-mugen.com/jp/inquire.html
主催
フリーダイビング チーム稲葉
代表者 稲葉 哲也・協子
場所 横浜国際プール 他
概要 フリーダイビングではロングフィンやモノフィンを使うことがありますが、一般のプール使用ではこれらフィンは通常使えない事が多く、また、息を止める練習も一般のプールでは禁止されていて、一人で練習するのも大変危険です。
チーム稲葉ではプールのコースを貸し切ってお互いにサポートしながら安全に自由に練習できる環境を提供しています。
練習会日程は、横浜国際プールの抽選結果次第ですが、主に金曜日の21:30〜22:30、日曜日の11:30〜13:30に実施しています。
練習会費用:プールの一般入場料と同じ大人¥700-をいただきます。
(年内費等はありません。)
関連サイト https://www.facebook.com/team.inaba
問い合わせ先 sumoguriya@gmail.com
主催
Sirena Dive(シレーナダイブ)
代表者 大井 慎也
場所 東海(三重・愛知・岐阜)地区・関西地区
概要 フリーダイビングの醍醐味は『海を潜ること』ですが…
まずはプールでフリーダイビングを体験してみましょう。
自己ベスト記録を目指すトレーニングコースではなく、初めてフリーダイビングをする方のプール競技体験コースとなります。
コース修了後もプール競技・トレーニングを続けたい、海での競技に挑戦したい方は、引き続き当店でサポートしていきます。
【東海を含めた西日本で唯一のPADIスペシャルティコース】
講習内容はフリーダイビングチーム無限のアドバイスを元に製作、PADIのフリーダイビングプールスペシャルティとして認定されています!
希望者には講習修了後、PADI認定証を発行できます。
詳しくはホームページをご覧ください。
関連サイト http://www.sirenadive.net
問い合わせ先 office@sirenadive.net
参考サイト:日本フリーダイビング協会
フリダイビング講習内容
呼吸法
スキンダイビングは呼吸が呼吸が大切。
潜る前の心のリラックスにもつながります。
基本機材の使い方
スクーバダイビングの認定証をお持ちの方には不要なお話かもしれません。
でも、スクーバに適しているマスク、シュノーケル、フィンとは少し特性の違う物の方が使いやすい場合もありますし、
フィンワークやシュノーケルクリア等、スキンダイビングに特化したお話を少しさせて頂きます。
適正ウェイト
スキンダイビングの場合には適正なウェイトが大変重要です。
安全性と潜りやすさのバランスを考えたウェイトの量を決める方法を説明します。
ウェイト量によって驚くほど潜行のしやすさは変わってきます。
ジャックナイフ(潜行方法)
ジャックナイフとは水面から水中に入る時の方法についての名前です。
スキンダイビングにおいてはこのジャックナイフが最も重要なスキルです。
リラックスした動きで効率の良い潜行方法を身につけましょう。
フィンワーク・シュノーケルの使い方等の基本スキル
フィンワークは水中で効率よく泳ぐ為に必要なスキルです。
シュノーケルの使い方も大変重要です。スクーバダイバーでもよく理解していない人がいますのでしっかり練習しましょう。
水中でのリラックス法
水中でのリラックスをトレーニングします。
どのような気持ちで水中にいればよいか。
水の中が気持ちが良いと感じて頂けるようになる為のトレーニングです。
セルフレスキュー
セルフレスキューとは何か問題が起こった時に、自分自身の安全を確保するスキルの事です。
潜水プールでスキンダイビングコース
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