ダイビング本 Diving Book

ダイビング関した本を紹介

 『潜水の歴史』

  真野 喜洋【監修・編著】 /望月 昇/野沢 徹/石井 通夫/瀬田 芳博【編著】

 日本及び世界の潜水の歴史をまとめた書籍。ふんだんにイラスト、写真を載せてあり、当時の潜水の方法が目で分かり、徐々に潜水技術が進歩きたことがわかりやすく記載されている。

 

『潜水の世界』 人はどこまで潜れるか 池田知純【著】

ダイビング(素潜り、ベル潜水、送気式潜水器、スクーバー潜水器等)の歴史及び医学的見地からのダイビングする際の安全上のポイントをイラスト、写真で記載されておりダイバーが読むべき優れた必読書である。

 

『潜る人』  ジャックマイヨールと大崎映晋  著作者:佐藤 嘉尚

 

 水中カメラマンの草分け、大崎映晋。彼の数奇な人生と潜水の世界チャンピオン、マイヨールとの知られざる交友を描く異色の評伝

ひとりは人生の途中で自ら死を選んだ人、ひとりは90歳になっても病と闘いながらも自らの人生を貫いている人。人生の生き方を再考させてくれた本でした。

 

『海女のいる風景』 昭和の美しい海の女たち 作者:大崎 映晋

『目から鱗』 昭和30年代の海女さんのカラー、白黒の写真および海女ついての歴史、道具の 解説を図解で掲載。 海女さんはフンドシだけの裸であるがその潜水する姿は神々しく輝いて、目を釘付 けされてしまった。 海青さに海女の肌色が溶け込んでおり、神秘的な雰囲気を醸し出している。 写真に掲載されている方々はすでに90歳以上であり亡くなっている方もおられると 思うが写真からはまだ生き生きとした生命力、躍動感が満ち溢れている。

 

 

 『海女の群像』 千葉・御宿「1931-1964」 作者:岩瀬禎之

『目から鱗』 約80年前の昭和10年頃の千葉 御宿の海女さんの生活の写真集、約150ページ の写真集に当時の海女の生活がリアルに撮影されており、海女の生き生きとして ショットが時空を超えて私に何かを投げつける。 貧しい彼女らであるが目は爛々と輝いており、彼女らの笑顔は千金に値する。 『活きる』ことを再認識させられた写真集であった。 ほとんどのこの写真集に写っていた方はすでにこの世にはいない。 しかし、彼女らのその瞬間、瞬間を一生懸命生きてきた証がこの写真から浮かび 上がり、貴方に問うだろう、『活きる』とは?
 

 

『モリでひと突き』     著作者:栗岩 薫

大学時代を過ごした山形の海から、佐渡島、伊豆半島、甑島、そして小笠原までと様々な海を潜り歩いていた記録を大学の友人達そして地元で出会った人々との交流を交えて書いてあり、『魚を突き』そして食べるワイルドな行為がムズムズと私の野生の本能を目覚めさせてくれた一冊であった。特に孀婦岩(そうふがん)でのダイビング、魚突き、船上での出来事、そして無風の鏡のような海、夕暮れは男のロマンを掻き立てられた。

 

 

『海の介護人ものがたり』   著作者:椎名 勝巳

高齢になっても、障害があっても海の中では自由になれる――「海は究極のバリアフリー」を合言葉に、30年余に渡って高齢者や障害者のスクーバ・ダイビングをサポートしてきた著者が、様々なハンディをもつ人々に寄り添いながら、彼らの人生に輝きを取り戻していく姿を描く。

高齢化先進国そして周りは海に囲まれている日本で必要なこれから
欠かすことができないダイビングについて現場経験をもとに描かれている。

 

人魚たちのいた時代』 失われていく海女文化   作者:大崎 映晋

1920年生まれの水中撮影家、大崎映晋がライフワークとしていた海女たちの調査の過程での出来事などを綴ったエッセイをまとめたものであり、近年発売された『海女たちのいる風景』の元となっている本である、各地の海女さんのようすがリアルに描かれている。