墜落(潜水墜落)falling,falls off

 ヘルメット式潜水では、潜水服に空気が多量に入っている。空気の供給が絶たれたり、極度に少なくなると、浮力が得られなくなり墜落を起こす恐れがある。また、歩行式の潜水方法であるから、海中の崖などで足を踏み外すと墜落する。深く墜ちていくと、さらに服が圧縮され浮力が小さくなるので、墜落速度は加速され浮上が不可能になり激裂なスクイーズになる。これを墜落という。墜落の反対が吹き上げであるが、墜落にあわてて、潜水服内に空気を入れすぎると急浮上、つまり吹き上げになる。墜落と吹き上げは連続して起こる可能性がある。

 墜落の原因についてまとめると、以下のようなものがある。

 ①送気量の不足
 ②排気弁の調節の失敗
 ③潜降索の不使用
 ④吹き上げ時の処理の失敗

吹き上げ blow up

ヘルメット式潜水においては潜水服、自給気式潜水器(スクーバ)ではドライスーツとBCD.が、吹き上げの原因になる。ヘルメット潜水では、空気供給が過剰になると自分の浮力を制御することができなくなり、吹き上げられてしまう。スクーバでも、ドライスーツやBCD.の給気・排気が制御できなくなるとふくれあがり、意思に反して急浮上してしまう。

急浮上の結果、肺破裂、減圧症になる可能性がある。また、急浮上を抑えようとして排気しすぎると、墜落してしまうおそれもある。

 吹き上げの原因についてまとめると、
①排気弁の誤った操作
②ヘルメット潜水で、頭部を胴体より下にする姿勢をとったときに、空気を尻や足の部分に溜まらせて逆立ち状態になってしまった場合
③過大な送気
④潜水墜落の対応の失敗
⑤突発事故により体の自由が損なわれた場合

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