障害者ダイビング disabled diving

 障害を持つ人は、健常者に比べて日常の活動量が減少したり、行動範囲が狭くなりやすい。
そうすると、本来は健常なはずの身体機能まで低下し、さらには自信の喪失やコンプレックスの形成といった精神的な影響。就労や結婚などの社会参加の低下。ひいてはどのように生きるかというような人としての根源的な問題にも障害は影響を及ぼしてしまう。そのような障害者にとって、スポーツは単なる楽しみという役割を越えて、身体機能の向上や自信の回復、コンプレックスの改善、さらには多くの人と交流が増えることでスポーツ以外での社会活動を増やす機会を生み、ひいてはどう生きるかという問題を考えるきっかけにもなる重要な役割を担っている。

障害者ダイビングの効果

 人が生きて行くためには、重力が大きな障害となっている。実際、重力に抗する能力を持たない障害者は歩行などの移動はもちろん座位や立位を取れないこともあり。さらに障害が重度になると食事や呼吸すらできなくなってしまう。しかし。陸上で生活に多くの障害を持つ人も海の中では重力の影響から大きく解放される。そうすると、普段は抗重力活動で疲労している筋や関節の負担が軽減し、陸上では過負荷になって働かなくなっている神経・筋が働きやすくなり陸上では難しかった協調運動や呼吸コントロールの運動学習を促す効果が生まれる。さらに、素晴らしい水中の景観が加わることで精神的なリラックス効果を生み、陸上の生活では想像もできなかったような未知の世界での活動ができるといった体験を通して自己の新たな可能性、自信の回復、コンプレックスの改善を図ることができる。

障害者ダイビング

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