呼吸によるトリミング trimming

トリミング

 通常、人間の1回の換気量は約500CCといわれるが、潜水中はゆっくりと呼吸を行うので、1回の換気量は2倍のおよそ1,000mlになる。
これを浮力に換算すると約1kgであるから、呼吸による浮力の増減は±1kg程度変化する。したがって、1kg程度の浮力調整はダイバーの呼吸によって可能である。この浮力調整を呼吸によるトリミング、あるいは肺のトリミングという。
 開放式スクーバの場合は、大きく息を吐けば沈み、吸えば浮くが、リブリーザーの場合は、閉鎖回路なのでダイバーの排気は外に出ることかなく、浮力調整を呼吸のトリミングで行うことができない。

 したがって、開放式スクーバであれリブリーザーであれ、ダイバーは、適正なウェイト量を装着し、呼吸は常にー定にして、主にBCDの浮力調整で中層に停止する技術を身につけなければならない。開放式スクーバでは、肺のトリミングは潜降の開始時や中性浮力の微調整など、補助的に使う。

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