呼吸抵抗   breathing resistance

呼吸抵抗

 呼吸抵抗とは、呼吸をするときに生じる抵抗をいう。
 デマンド式潜水器では、吸気の力によってデマンドバルブ機構を作動させるので、機械的な抵抗がある。その他にも狭い流路を気体が通り抜ける抵抗、身体の姿勢位置による圧力差の抵抗などがある。現在のレギュレーターは、バランスドタイプの工夫、空気の流れが、さらに空気を吸い込むベンチュリー効果などを工夫し、機械的な抵抗は、ほとんど感じられない程度に小さくなっているが、位置の差による抵抗はなくなってはいない。

位置の差による呼吸抵抗

 位置の差による呼吸抵抗とは、ダイバーの肺の中心点と、レギュレーターのセカンドステージ(ダイヤフラムの中心)にかかる水圧との差による呼吸抵抗である。セカンドステージの中心がダイバーの肺よりも上にあれば、吸い込むために、その位置の差を吸い下げなければならない。

 呼吸抵抗は、圧力差で示される。スノーケルを着けて水面に浮かぶと、肺の呼吸の中心は、水面よりも100mm程度下の水中に位置する。
この位置の差に打ち克って呼吸するので、呼吸抵抗は100mmということになる、最近のレギュレーターは、呼吸抵抗は20mm以下で、空気密度に影響されない水深で呼吸する限り、理論的には、スノーケルで呼吸するよりも楽である。
 そして、水中で水平姿勢をとれば、肺の中心とセカンドステージの位置の差はほとんどなくなる。

呼吸抵抗

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